今週の値動き(9月2日~9月6日)

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市場の動き

今週の日本株式市場は、日経平均株価が4日続落、TOPIXが3日続落と、全体的に軟調な展開となりました。

米国の経済指標に対する警戒感や、今夜発表される米8月雇用統計を前に様子見姿勢が強まり、積極的な買いは控えられました。

特に、株価指数先物の断続的な売りが日経平均の下押し要因となり、後場にかけて下げ幅が拡大する場面も。個別では機械株や鉄鋼株が下落、一方で電力・ガス株や倉庫運輸株は上昇しました。

全体として、リスク回避ムードが色濃く出た1週間でした。今後の米国雇用統計の結果次第では、市場に大きな動きが出るかもしれません。

わが家の資産状況

それでは、今週のわが家の資産状況について、見ていきましょう!

全体として少しずつ着実に前進していることがわかります。

中でも東宝や小林製薬など、一部の銘柄がしっかりと利益を上げてくれていますね。特に東宝の株価が大きく上昇し、+994円の利益となっています。

一方で、物語コーポレーションや日本製紙など、いくつかの銘柄はマイナスとなってしまいましたが、これは今の相場の不安定さに影響されている部分もあるでしょう。

市場全体が神経質な動きを見せる中で、損益の波もありますが、今後の展開に期待を持ちながら、焦らずに長期的な視点を大切にしたいですね。

それでは、個別銘柄の動向について、見ていきましょう!

今週の持ち株騰落ランキング

1. 東宝 (+994円)

映画業界の安定した収益が評価され、株価は上昇。エンタメ需要が回復する中で、東宝の強みがさらに際立ちました。リスク回避のムードでも、安定感のある銘柄は引き続き期待できそうです。

2. 小林製薬 (+552円)

医薬品セクターの需要が堅調に推移し、安心感のある小林製薬の株価も好調。日常生活に欠かせない商品を扱う企業への投資は、景気の波に左右されにくいことが魅力です。

3. モロゾフ (+525円)

チョコレートや洋菓子のブランド力が高いモロゾフが堅調。インフレによる影響を受けやすい業界ながらも、消費者の安定した支持が株価を下支えしているようです。

4. キューピー (+442円)

食品業界では、家庭用商品の需要が引き続き高いことからキューピーの株価も上昇。特に外食控えで家庭での調理が増えている現状が、同社にプラス材料となっています。

5. KDDI (+393円)

通信インフラの需要が高まり、KDDIの株価も堅調な推移を見せています。不安定な経済環境でも、安定したキャッシュフローを持つ通信企業は頼りになる存在です。

6. イオン (+348円)

流通業界の大手であるイオンは、日用品や食品に対する需要が安定し、株価も上昇。消費者の生活基盤を支えるビジネスモデルが、景気変動に強い要因となっています。

7. 森永製菓 (+325円)

健康志向の高まりや、家でのスイーツ需要の増加を背景に、森永製菓の株価も上昇。消費者心理が安定している食品業界では、今後も持続的な成長が期待されます。

8. KADOKAWA (+283円)

エンタメ業界では出版やデジタルコンテンツの需要が高まり、KADOKAWAの株価も安定。デジタルシフトに対応した企業は、変わりゆく市場環境の中で強さを発揮しています。

9. フジオフードG本社 (-138円)

外食業界全体が厳しい環境にある中、フジオフードGの株価は下落。景気が回復するにつれて、外食需要が再び高まることを期待したいところです。

10. ハニーズホールディングス (-429円)

小売業界では、個人消費の弱まりによりハニーズの株価も下落傾向。ただし、日常生活に密着したファッション業界への需要が回復すれば、再度の上昇も見込まれます。

11. 力の源HD (-470円)

飲食業界に属する力の源HDは、外食控えの影響で株価が下落しています。経済が安定すれば、再び消費者が外食に戻ってくることが期待できるでしょう。

12. 日本製紙 (-717円)

紙業界はデジタル化の影響で厳しい環境にあり、日本製紙の株価も下落。再生可能エネルギーやリサイクルなど、次なる成長分野での戦略に期待したいです。

13. 物語コーポレーション (-1035円)

外食産業の逆風を受け、物語コーポレーションの株価は大きく下落。今後、経済活動の正常化とともに、再び成長軌道に乗ることが期待されます。

まとめ

全体でプラス1,073円と堅調でした。特に、東宝や小林製薬といったディフェンシブ銘柄が好調で、リスクオフの流れを背景に堅実な成長を見せました。

来週の市場

引き続き米国の経済指標に大きく左右される展開が予想されます。

米雇用統計やCPI(消費者物価指数)などが発表され、特に米景気の減速懸念が高まれば、リスクを避ける「リスクオフ」の動きが続くでしょう。

また、円高が進むことで輸出企業に打撃が加わり、半導体株をはじめとしたハイテク株が弱含む可能性があります。

一方で、9月FOMCでの利下げ期待が市場にプラス材料をもたらすかもしれません。政治的には米大統領選の討論会もあり、株式市場の動向に注目が集まります。

それでは、皆さんの投資がうまくいきますように!

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